第9回 やよいクラシックバレエ教室発表会の様子
第9回 やよいクラシックバレエ教室発表会
開催日 | 2008年3月15日 |
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会場 | 越谷コミュニティセンター(大ホール) |
演目 | 第1部 小品集 第2部 バリエーション集 第3部 創作バレエ「かぐや姫」 |
やよいクラシックバレエ教室オリジナルの小品集より「メリーポピンズメドレー」「ひよこの踊り」「ワルツイングキャット」「レデイデイ」「白ねこの踊り」「フレンチカンカン」「フォクトオンクラシック」をリバイバルして上演いたしました。印象的な作品はそれぞれ見る方によって違いますが、天国と地獄の曲で踊る「フレンチカンカン」やクラシック曲のメドレーで踊る「フォクト・オン・クラシック」はバレエを初めて観るお客様方にも親しみのある作品となりました。バリエーション集は選抜された生徒さんが一人一人バレエ作品から抜粋した名バリエーション(ソロ)を踊りました。様々な衣装には子供たちの憧れのデザインであり、来てみたい意味のある衣装です。踊りは古典バレエによりほとんど踊り継がれた振り付けとなります。ジゼルやシィルフィード、キューピッド、リラの精、オーロラ姫と物語に出て来る役の踊りです。創作バレエ「かぐや姫」は日本の竹とり物語を熟読して細部に渡り、原本に基ずいて物語りをバレエで表現する振り付けをいたしました。音楽は越谷在住のキム・シンさんの和風なシンセサイザーで全曲を構成し、場面にあわせて作曲をしていただきました。竜が出てきたり、船を漕いだり、袴で踊る男性ダンサーも素敵で、和風バレエの素朴さが出ていた作品となりました。かぐや姫が3年ことに大きくなっていく様子も原本の面白さでかぐや姫の成長を3年ことに配役を変えて、美しい娘に成長したかぐや姫と帝(みかど)のバリエーションは日本の名曲「さくら」をアレンジした馴染み深い曲で踊り、リーガンゾウさんの振り付けで仕上がりました。かぐや姫が罪の償いを終えた頃に天からお迎えが来て、兵士や求婚者たちの阻止する力も及ばず、天の羽衣をきてかぐや姫はすべての記憶を喪失して天に帰っていきます。残された翁や帝、かぐや姫の友人たちのかぐや姫を思い出にして生きていこうと思う場面で幕が閉じました。大道具や小道具など製作したり借りに行く作業は労力がいりましたが、オリジナル作品としては分かり易く、涙誘う作品となりました。海外の方にも日本の和曲でのバレエとなった「かぐや姫」を見て欲しいと願っています。
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【生徒さん及びOGの皆様へ】
発表会写真の掲載基準については、偏りが出ないよう、クラシックバレエの知識がない当教室に無関係の知人に写真選定をお願いしています。差し替えの希望などありましたら松田まで連絡をお願いします。