バレエ教室開業をお考えの先生は、ご自身が生徒時代の先生を見て、バレエ教室の先生という立場については、おおまかには理解していらっしゃると思います。しかしながら、いざご自身が指導にあたる環境を整えようとした時に、理想が先に立ってしまい、なかなか開業が進まないという現実に直面されている方も多いかと思います。（私もそうでした）本サービスはそういった新米先生をお手伝いすることを目的とした有料のサポート業務です。
過去の相談例
スタジオの経営は理想だけでは前に進めません。自分が「こうしたい」と思うことがあっても、それは生徒さんの「こうして欲しい」と同じとは限らないからです。ご自身が生徒時代に「私が先生だったらこうするのに」と思ったことも、実際に指導する立場になると難しいことがよくわかります。理想と現実をバランスよく妥協させることが大切です。
それにはまず集客について考えなければなりません。私たちはバレエの知識はあっても集客のプロではありません。それでも「素晴らしいバレエ教室を作れば人は集まる」という考え方で進むのも間違いではないと思います。美味しいレストランの噂を聞けば遠方にも足を伸ばしますし、同じように優秀な先生がいれば遠方でも通うことは珍しくありません。しかしながら、生徒さんがいなければ、私たちは存在すら許されない立場にあることも考えなければなりません。かと言って「広告をまく」「看板を作る」といった行動をとっても、それが本当に集客効果があるのか？という点は、私たち素人にはわかりません。色々な営業を受けて、無駄な投資をしてしまうこともあります。そういった細かい部分の相談相手としても、本サポートをご活用ください。
最後に
自分の理想を生徒さんに伝える場を設ける道を選んだ先生には、素晴らしいバレエ教室を作り上げて行って欲しいと思っています。そのうえで一点だけ忘れて欲しくないことがあります。それは、私たちは生徒さんからお月謝をいただいているという事です。私たちはお月謝をいただく以上、現役の生徒さんにはそれに見合った対価（指導）をする義務があります。そして、生徒さんが卒業し、いつの日か履歴書や面接でバレエ教室に通っていたことを伝える日がきた時「私は〇〇バレエ教室の〇〇先生に師事していました」と胸を張って言えるような先生であり続けることが、送り出した生徒さんへの責任なのではないかと思っています。
このサポートをご利用するかどうかは別にして、今開業をお考えの先生が、素晴らしい先生として歩めることを心よりお祈り申し上げます。
